いい加減なDTP概論(1)
気軽に引き受けたはいいが、シロートのかたに判り易くというのは、意外にむづかしい^^;。
まあ、なるべく骨組みだけに限定して、細部にのめり込まないように書いてみました。
『DTPによる印刷物制作アウトライン』
(1)大まかな要素
さてDTPといっても、モノクロの書籍などと、カラーの印刷物で、わりと事情が異なります。
大まかにいって、モノクロの文字だけの印刷物なら、デザイナーさんや編集者さんが、ちょっと勉強すればフィルム出力までは独力で出来てしまいますが、カラーもの、ことに写真のあるものは、品質がどうでもいいものでない限り、よほど能力のある方でないと無理なようです。
DTPの制作工程をざっくりと追いかけると、
・ 制作(材料作成と組み立て、デザイン)
・ データ作成(DTPソフトでの作業)
・ 出力(製版フィルム、刷版プレート作成)
・ 製造(印刷、加工等)
の4つにグループ分けできます。
どの部分の作業をどこで行い、どこまで作り込むかが、DTPにおけるワークフローのキーポイントなんですが今回の設問からはちょっと離れるので、とりあえず本線だけを追いかけます。
この各工程の詳しい作業内容や、問題点などについては参考URLのページが親切・丁寧に解説していますので深く知りたい方は、読んでみてください。
特に「Adobe Illustratorお茶の子サイサイ」は、序章けでも読んでいただけると、DTPの基本的な問題点は(印刷に関係する部分が特に)まるわかりです。
参考URL=>DTP−S(誰でもできるDTPのために)
(ada-ky)
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