編集人・蓮見季人に聞く
道楽堂2000年ヴィジョン



――ついに西暦2000年になりましたが?
 なっちゃいましたねぇ。生まれてこの方、西暦2000年がくることなんて、想像したことがなかったので、ちょっと困っちゃいましたね。

――ひょっとしてY2Kビリーバーだったんですか?
 だから、なんなのよ。そのY2Kビリーバーって‥‥。
 いや、さ。1999年で世界がどーのってことは置いといてね。たんに想像したことがなかったんだよ。
 子供の頃から趣味は「人生設計」だったもんで、未来年表とか、よく作ってたんだけど(笑)、2000年を迎えたところがゴールだったんだよ。「2000年迎えてザマーミロ」って感じでね。

――それって、ひっくり返しで、バリバリにノストラダムス研究の影響受けてるってことぢゃないですか。
 ま、影響といえば影響だよな。「ザマーミロ」が終点なんてさ。
 でもね、自分が30歳代になっている時のコトなんて、想像できなかったんだよ。「男は30からだ!」とか、よくいってたんだけどね。早く大人になりたかったし。
 たぶんね、30過ぎたら自分なりの生き方がそれなりに確立しているだろう、という漠然とした思いもあったんだよ。だから、想像する必要がなかった。

――なるほど。
 でもさ、いざ30過ぎてみると迷ってばっかりなんだよな。まぁ、自分の価値観を揺るがすのは、だいたいが失恋なんだけどね。

――軟弱モノなんですね。
 詩人と言ってくれ。

――なにはともあれ2000年になったわけですが、さてどうします?
 実は、年末に駄話をしていて、2000年のキーワードが見つかったんですよ。

――ほお。
 その名も「飯田橋系」!

――なんですか?それは???
 し、知らないの?飯田橋。東京の中心だよ?

――いや、まぁ、地理的には中心と言えなくもないですが‥‥。
 なーにを言ってるんだ君は。あんなに交通の便の好い場所はないよ!

――いや、だからその、中心はいいとしてですね‥‥。
 いいなら、いいぢゃないか! とにかく僕は「飯田橋系」でいくんだよ!「飯田橋系ミュージシャン・蓮見季人」で。

――みゅ、ミュージシャン???
 失敬だな、君も。蓮見季人といえば、ミュージシャンだろ!

――まだ、そんな‥‥。
 「CUBASE VST 4.1」の乗替版も届いたしね。まだ、インストールしてないけど。
 それに、今年は大規模なツアーも計画しているぞ! 道楽堂15周年記念の日本武道館〜東京ドーム・ライヴツアーだ!

――あ〜〜、それはそれは結構なオハナシですね。(ためいき)
 なーに、そう難しいことぢゃないよ。もう勝算はあるんだ。GLAYもルナシーも目ぢゃない、というか、目からウロコの動員が見込めるツアーだ。ただ、ドラムの扱いが難しい‥‥。

――その中途半端に具体的な不安要素がヤだなぁ‥‥。
 ふっ! 愉しみにしていてくれたまえ! 問題は、道交法をいかにクリアするかだな。

――あの‥‥、なんかオチが見えちゃったんですけど‥‥。

(聞き手:樋淑 瑞葉)


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