蓄音商会


道楽堂が関わった主な音楽作品をご紹介いたします。
●『P.S. Dear Berangere』歌詞カード等追加(00.01.03)

『作品タイトル』 作者/演奏者 プロデュース 発表年月
紹介文 収録曲名(オムニバス版は各作者名)
『都市社会楽序説』 蓮見 季人 DearBerangere 1993.10
記念すべき(?)蓮見季人のファースト・ソロアルバム。テーマは、ひねくれて1周したポップさということで「360°ターニングポップ」。自己紹介兼様子見の1作目ということもあり、ストック曲の中からポップさとヴァラエティさを重点においた選曲となっている。プロデュースは、蓮見と井上竜夫によるユニットで、かつてのバンド名をこの作品から再び使用。 A-1.Matter of Attitude
A-2.めとろぽりたん どり〜む
A-3.She has good suspension
B-1.たえ
B-2.誠実
B-3.のーまる
『臨床都市社会楽・T氏の症例』 蓮見 季人 DearBerangere 1994.09
「ストレス時代といわれる現在、多くの人々に現われている症状。社会に、そして自分自身に対して感じてしまう漠然とした違和感。残念ながら完全な治療法はありません。最善の処方は‥‥蓮見・渾身のドキュメント」「本作品は、ひとりの都市生活者・たかし ゆう氏(仮名)の心の動きを通し、現代を浮きぼりにするものである。」という設定のコンセプトアルバム。2作目ということで、アレンジ等、より趣味的な作品群となっている。 A-1.ホリデイ(年休120日時代のブルーズ)
A-2.Tad are taiya
A-3.シリアス
B-1.おるでなり(こだわりのアリア)
B-2.プライド
B-3.できるかな
B-4.摩天楼のティンカーベル
『P.S. Dear Berangere』 DearBerangere DearBerangere 1995.09
1989年春に活動休止したバンドの作品をリメイクすると同時に封印。「<僕>は、旅回りのバンドマン。かつてドラッグに溺れるペシミストだった彼は、とある街で<ベランジェール>という名の少女に出会う。(中略)しかし、元来の皮肉屋である彼の言動から、いつか二人の間はぎくしゃくしたものになってしまう。関係修復を願う<僕>だったが、それもかなわず、次の旅に発つ日が来てしまった。それから、数年後――。」という設定で、歌詞カードの体裁も含め一通の手紙風にまとめられている。 A-1.Waiting days again
A-2.無神経なマドモアゼル
A-3.あれがあのときのすべて
A-4.アナン ストリート
B-1.ぱらのいあ ぱらだいす
B-2.You can fly!
B-3.会いたくて(しょうがないよね)
B-4.Waiting days again(rep.)
『みどりのかすみ詩集・失語症のレクイエム』 V.A. 蓮見 季人 1996.09
「11の調べに誘われて/いつかの言葉が甦る」「'88年1月1日に発行され、賛否両論を巻き起こした幻の詩集と、これにインスパイアされ書き下ろされた音楽作品が融合。どこか妙で切ないオリジナルオムニバス」(ジャケットより)
32ページ物の詩集と11曲入りのミュージックテープからなるカセットブック。
Mackeral Can Molding Company、星観る人、あか、MAHYA、大鴉作戦、はなわか等で活躍中の道楽堂周辺の音楽家から寄せられた作品群は、各自普段のバンド活動等から解放された自由気侭な実験的作品ばかりで、混乱の極みのはず‥‥なのだが、不思議で心地好い統一感が醸し出された。この手の企画ものとしては、大成功といってよいだろう。
A-1.たいへんたいへん(大谷昌功)
A-2.くるくる(くるくる団)
A-3.もちろん楽しく(吉田茂生)
A-4.進歩がないって(高野 敏)
A-5.知らないんだね(無頼庵飯野)
A-6.まだ、僕が(あゆみ)
B-1.キミノモノハキミノモノ〜
    ボクノモノモキミノモノ(河村剛秀)
B-2.みかづきからモモレヒのうた(宮川忠之)
B-3.失語症のレクイエム(青戸バーン)
B-4.なつかしい陽射し(和田信也)
B-5.岸辺へ行ったことがある?(井上竜夫)

各作品のジャケット写真や歌詞等の紹介を追加していく他、ゆくゆくは実際に音も聴いていただけるようにしていく予定です。ご意見・ご感想など、お聞かせください。

■更新履歴■
●トップページ公開:(99.11.30)


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