大きなおともだちレポ
@ウルフェス



 ってなわけで、「ウルフェス」レポート〜ぉ!!

「ティガぁぁぁ、がんばれ〜〜〜!!」
子どもたちの声援が響きわたる。
 まずは、昼の部。かつてスーパーの屋上で観た「ゴレンジャーショー」から20年振りに観るヒーローショーは、驚きの嵐。  まず入場者数の多さ、密に練られたストーリー、屋内ステージの利を活かしたライティング効果、そして、集まった子供たちの真剣な声援に‥‥これは、驚きというより、マジで感動してしまった。自分が出演した浦和の夏祭りでの感動が、何百、何千倍にもなって蘇る。あ〜、こういう商売って、一度味わったら、やめられないんだろうな。本当に、この子たちの未来を守ってやらなきゃって気になりますよ。

 そしてお待ちかね、夜の部。この日は、特捜チームGUTSの俳優陣によるトークショー。ジャニーズ組のダイゴ&ヤズミは出演しない予定だったのだが、ヤズ坊こと古屋暢一クンも飛び入り参加。実は事務所にも内緒で、終演後「バレたらやばいっすよぉ」を連発していたらしいが、後の祭りである。
 ただ、そんなリスク(彼にその意識があったかはさておき(^^;)を押してまで出席したい気持ちはよくわかる内容だった。つまり、イルマ隊長を演じた高樹澪さん以下、出演者たちが、いかに「ティガ」の現場に愛着を持って作品を創っていたかが、ひしひしと伝わってくるものだったのだ(ちなみに、ラストにはエンディングテーマを担当した地球防衛団のサンプラザ中野とパッパラー河合も登場)。

 と、書きつつ、いちばん言いたいことは「レナちゃんに会えたぁ」。
 ‥‥あ、いや、その、つまり‥‥。いいです。いや、よくない。
 実は、レナこと吉本多香美さんの当初の出演予定はこの日でなく、これまでウルトラシリーズに出演した女優が集まった21日の回だったんです。その日に出かけたものの出演キャンセルとなっており、失意の中、当日チケットを払い戻して会場を去った身としては、もう「‥‥ほんとに会えた‥‥(うるうる)」なのです‥‥。
 しまいにゃぁ「そりゃぁ、危ないオヤジだぞ」と理性が叫びつつも、終演後、出待ちまでしてしまった‥‥。
プリズムホール入口。炎天下に連日の長蛇の列。
 違う出口から帰られたようで、会えなかったんだけど‥‥(5月に向ケ丘遊園に行った人は、握手までしてんだよなぁ‥‥。なんでキカイダーを選んじゃったんだろ、と後悔しきり)。
 まぁね。これで出待ちが成功してたら、取り返し付かないことになってたかも知んないから(おいおい)、よしとしておこう‥‥と言い聞かせていたりする(完全に文章が破綻してる‥‥)。

(蓮見季人:「ばるんが通信」No.22,1997.10.15より)

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